不動産物件購入の際は価格交渉をしましょう
不動産物件の購入の際には、買付証明書や購入申込書などと呼ばれる物を売主に対して提示します。これは、どういった条件で不動産の購入をしたいかが示されています。
そして、売主はこれを見て、交渉に入るかどうかを判断します。交渉に入ってくれた場合は、ここから具体的な条件のすり合わせを行っていくことになります。
価格交渉も、行う場合はここで行います。やはり、購入が安くなった方がローンを組む場合でも負担が軽くなりますし、若干の値引きをしてもらえる可能性はありますからしておいた方が無難です。
ただし、優良物件の場合は、値下げをせずとも購入希望者を獲得することができますので、あまり値引きをしてもらえません。
逆に、売れ残っているような物件の場合は、ここで強気の価格交渉をした場合であっても、応じてもらえる可能性があります。
ただし、その場合でも相手のことを無視した交渉をすると、相手の気分を害して契約を締結してもらえなくなってしまう可能性がありますから、注意が必要です。
不動産物件を探す前に知っておくべきこと
不動産物件を探すために知っておくべきことは、まず相場と予算のバランスです。不動産は高いので安い物件を探したくなるものですが、何事も相場があってなかなか掘り出し物というのは見つかりません。
もちろん、高い物件であれば建物や周辺環境が良いので、そちらを選びたくなるわけですが、今度は自分の収入に見合わない可能性も出てきて、長く住むことは出来なくなります。
どのような不動産を求めているのか、妥協できるところと妥協できないところを明確にしておき、その上でどのくらいの予算が必要なのかを調査しておきましょう。そうすればスムーズに話しをまとめることが出来ます。
それから、広告ではおとり広告というものを出す業者もあり、掘り出し物があるように見せかけて、早い者勝ちでもうない、けれども他の良い不動産がある、と営業をかけてくるのです。
これは社会的にも問題となっており業界ではおとり広告を排除する流れになっています。けれども騙されないように一応気をつけましょう。